不活化ポリオ(急性灰白髄炎)
- 対象者
- 生後3か月以上7歳6か月未満
*すでに生ポリオワクチンを2回接種している場合は、不活化ポリオワクチンの接種は不要です。 - 接種回数・方法
- 初回接種3回、追加接種1回の合計4回接種
- 接種間隔
- 別表参照
初回:20日以上(標準的には20日~56日)の間隔で3回
追加:初回終了後6か月以上(標準的には1年~1年6か月)の間に1回 - 実施場所
- 指定の個別予防接種実施医療機関
*実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。 - 持ち物
- 予診票・母子健康手帳
- 注意事項
-
- お子さんの日頃の健康状態をよく知っていて、医師の質問に責任をもって答えられる保護者の方がお連れください。
- 他市(協定している近隣市)の医療機関でも接種できます。対象医療機関につきましては、保健相談センターまでお問い合わせください。
- 接種後、身体に異常が認められる場合は、医師の指示を受け、その結果を保健相談センターまで御連絡ください。
別表
接種履歴 | 接種回数 |
---|---|
生ポリオワクチンも不活化ポリオワクチンも まだ接種したことがないかた |
初回接種分として3回接種(20日以上の間隔を空けて) 追加接種分として1回接種(初回終了後1年~1年半の間隔を空けて) |
生ポリオワクチンを1回接種しているかた、 又は不活化ポリオワクチンを1回接種しているかた |
初回接種分として2回接種(20日以上の間隔を空けて) 追加接種分として1回接種(初回終了後1年~1年半の間隔を空けて) |
不活化ポリオワクチンを2回接種しているかた | 初回接種分として1回接種 追加接種分として1回接種(初回終了後1年~1年半の間隔を空けて) |
不活化ポリオワクチンを3回接種しているかた | 追加接種分として1回接種(初回終了後1年~1年半の間隔を空けて) |
ポリオについて
ポリオ(急性灰白髄炎)は「小児まひ」と呼ばれ、日本でも1960年にポリオ患者数が5千人を超え、かつてない大流行となりましたが、生ポリオワクチンの導入により、流行はおさまり、1980年の1例を最後に現在まで国内では野生の(ワクチンによらない)ポリオウイルスによる新たな患者は出ていません。
しかし、パキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアなどの海外の国々では依然としてポリオが流行している地域があります。また、これらの国の患者からの感染によりタジキスタンや中国などでも発生したという報告があります。
ポリオウイルスに感染しても、多くの場合病気としての明らかな症状は現れずに知らない間に免疫ができますが、まれに腸管に入ったウイルスが脊髄の一部に入り込み、手や足に麻痺が現れ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。
接種の間隔(別の種類の予防接種を行うまでの間隔)
注射生ワクチンを接種した後に、別の種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけてください。
なお、令和2年10月の法改正により、経口生ワクチン、不活化ワクチンに関する接種間隔の制限はなくなりました。
*同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。
*ただし、同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限は従来どおりになりますのでご注意ください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315 ファクス番号:042-565-0287
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