風しんにご注意ください
都内で風しん患者が急増しています
都内における風しん患者の届出が平成30年7月下旬から増加しております。特に30代から50代の男性からの報告が増加しており、今後、予防接種未接種者を中心に感染拡大する可能性があります。
風しんとは
風しんは、風疹ウイルスの感染によって起こる感染症です。免疫を持たない人は、ウイルス感染後2週間から3週間の潜伏期間の後発病し、発疹、発熱、リンパ節の腫れがみられます。また、妊娠初期に感染すると胎児感染をおこし、赤ちゃんが白内障や難聴、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を発症する可能性が高くなります。治療は対症療法が中心になります。
予防について
風しんウイルスは飛沫・接触感染をおこします。予防にはワクチンが有効です。風しん罹患歴がない方、ワクチン接種歴が1回もない方、抗体検査で免疫がない方はワクチンの接種を検討してくだい。以下の方は、特に検討をお願いします。
- 30歳代から50歳代の男性(抗体価が低い方が2割程度存在しているとされています)
- 妊婦の夫、子供及びその同居家族
- 妊娠を予定又は希望する女性
風しんの予防接種について
風しんは、予防接種法による定期予防接種の対象疾病です。定期予防接種対象者の方には個別に通知しています。任意予防接種については、かかりつけ医等にご相談ください。
定期予防接種 |
任意予防接種 |
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接種内容 |
原則的に麻しん・風しん混合ワクチンを1期、2期の期間において各1回接種 | 麻しん・風しん混合ワクチン、または風しんワクチンの接種が可能 |
対象者 |
1期:1歳以上2歳未満 2期:5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間 |
定期予防接種の期間にない方で、風しん罹患歴がない方、ワクチン接種歴が1回もない方、抗体検査で免疫がない方 |
また、武蔵村山市では、19歳以上の妊娠を予定または希望している女性の方を対象とした風しん抗体検査及び予防接種を実施しています。詳細は、下記のリンクをご覧ください。
なお、妊娠中または妊娠の可能性がある場合、予防接種を受けることはできません。また、接種後2か月程度は妊娠を避けるなどの注意が必要です。
医療機関受診の際には
発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出て、風しんが疑われる場合は、事前に医療機関にそのことを電話連絡してから受診してください。受診の際など外出時にはマスクを着用し、妊婦との接触を避けましょう。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315 ファクス番号:042-565-0287
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