アスベスト含有物を含む異物除去作業

市では、榎一丁目市有地内の再生砕石から、アスベストを含むスレート片や金属片等が混入したことを受け、これまで、現場周辺の環境調査や飛散防止対策工事を実施するとともに、今後の土地利用に向けて、適正な除去方法等について検討してまいりました。

このたび、アスベスト含有物を含む異物除去作業を行うこととしましたので、お知らせします。

異物除去作業について

榎一丁目市有地内東側の既設仮囲い内に敷設された再生砕石等を少量ずつ採取し、アスベスト含有物及び金属片等の異物を選別し、当該異物を産業廃棄物として適正に処理します。

なお、選別作業は、建材や建築物に含まれる石綿について調査することができる有資格者が作業にあたります。

除去作業については、関係法令を遵守し、飛散防止策を講じるなど、万全を期して作業を進めてまいりますので、ご理解のほどお願いいたします。

除去対象物

• アスベストを含むスレート片等の石綿含有廃棄物
• 金属片やタイル片等の再生砕石に混入している廃棄物

作業予定期間

令和6年5月中下旬から令和7年3月まで

作業場所

榎一丁目市有地内東側の既設仮囲いの内側、約20,000平方メートル

飛散防止措置等

• 仮囲いの内側で作業実施
• 飛散防止用シートは、作業範囲に限定して切断、除去
• 散水による湿潤化を行い、粉塵の飛散を防止
• アスベストを含む建材等の選別作業は、一般建築物石綿含有建材調査者が実施
• 大気中アスベスト濃度を定期的に測定し、周辺への飛散状況を監視
• 除去した石綿含有廃棄物及びその他の廃棄物の適正な保管、搬出、処理

作業の進捗状況について

作業着手前

作業中

異物除去作業は、対象地の南側から開始し、重機により再生砕石等を少量採取し、その都度、異物選別を有資格者により行っています。
なお、大気中アスベスト濃度測定も並行して実施していますが、基準値を超過している個所はなく、作業着手前と比較しても特に高い濃度は認められていません。

散水により飛散防止に努めています

異物選別作業の様子