ナガミヒナゲシにご注意ください。
ナガミヒナゲシについて
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸を原産とするケシ科の一年草です。
名前のとおり、ヒナゲシ、ポピーと似たオレンジ色の花を4月から5月に咲かせます。
一つの株から最大で約15万粒程度の種子ができ、繁殖力も強いことが特徴で、根から他の植物の生育を妨げる成分を含んだ物質を出すため、周辺の他の植物の生育に影響を与える植物です。
また、ナガミヒナゲシの茎や葉には、植物毒である「アルカロイド」が含まれており、素手で茎などを触ったり、折ったりすると、皮膚の弱い人は手がかぶれる恐れがあります。
なお、環境省が駆除対象として指定する「特定外来生物」ではありませんが、自宅の庭などで見かけた場合は、できる範囲で駆除していただきますよう、ご協力をお願いいたします。
ナガミヒナゲシの駆除方法
・駆除をする場合は、必ず手袋等を着用して露出の少ない服装で駆除を行ってください。
・種子の拡散を防ぐため、花が咲く前や、種子ができる前に、できるだけ根から引き抜いてください。
なお、種子ができている場合は、つぶさないよう十分注意して、駆除してください。
・駆除後は種子の飛散を防ぐため、ごみ袋などに入れて、燃やせるごみとして処分してください。
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