国立感染症研究所村山庁舎に関する厚生労働大臣との会談等について(平成26年11月18日掲載)
このことについて、下記のとおり実施しましたので、お知らせします。
厚生労働大臣との会談
日時
平成26年11月17日(月曜日)
午後0時10分から(約15分間)
会談の内容
大臣発言要旨
- エボラ出血熱は、現在西アフリカにおいて感染者が拡大しており、国際社会にとっても、我が国にとっても、喫緊の課題である。
- 我が国においては、水際対策や国内医療体制の整備に、万全の対応を行っている。
- エボラウィルスそのものを取り扱う試験・検査は、厚生労働大臣が指定したBSL4相当施設においてのみ実施可能であるが、現状では、そのような施設は指定されておらず、また、施設や設備面でも対応可能な施設は、武蔵村山市にある国立感染症研究所の施設のみである。
- 市長からは、当該施設の実験停止状態を引き続き継続するよう要請があることも承知しており、施設の利用の前提として、万全の安全対策と地元市民の理解が必要であることも、理解している。
- 地元市民の理解を得る取組みを一層強化するため、当該施設の稼働に向けた協議を行うことをお願いする。
市長発言要旨
- 本市としては、これまで国立感染症研究所村山庁舎にあるBSL4施設の実験停止状態の継続及び当該施設の移転を強く要望してきた。
- 大臣の説明を聞き、当該施設は、国内の感染症対策において、重要な役割を果たすことなどについて、更に理解を深めたところである。
- このため、国の責任において、万全な安全対策を講ずること、市民の理解を得ることを大前提として、今後のBSL-4施設の使用について、協議を進めていくことを了解する。
- また、今後協議を進めるに当たっては、施設の管理体制や安全対策などを調査・評価・提言する第三者を含む組織の設置について、検討いただきたい。
市長発言を受けた大臣発言要旨
- 第三者も含む形での安全対策に関する組織の設置は、大変重要な提案と受け止め、今後、他施設での例も参考に、協議を進めていきたい。
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