プレコンセプションケアについて

プレコンセプションケアとは

プレコンセプションケアの意味及び重要性

　プレコンセプションケア（Preconception care）とは、プレ（Pre）＝「～の前の」、コンセプション（Conception）＝「妊娠・受胎」、という意味で「妊娠前からのケア」を意味し、女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取り組みです。

　適切な健康管理は、妊娠を計画している女性だけではなく、まだ妊娠を計画していない女性やパートナー（配偶者を含む）にとっても大切です。自身やパートナーが、妊娠・出産の適齢期に入る前から正しい知識を得て、ライフプランに適した健康管理を意識することで、より質の高い生活を送ることができ、また望む人には将来の健やかな妊娠・出産につながり、次世代の子どもの健康の可能性を広げます。

 

プレコンセプションケアの目的

　国立研究開発法人国立成育医療研究センターのプレコンセプションケアセンターによると、プレコンセプションケアの目的は次の3つがあります。

1. 女性やカップルがより健康になること
2. 元気な赤ちゃんをさずかるチャンスを増やすこと
3. 女性や将来の家族がより健康な生活を送れること

　

プレコンセプションケアに関する取り組み

　国や東京都では、性・生殖に関する正しい科学的知見の普及、学校・家庭以外での性に関する相談の場の提供のため体制整備を進めています。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
　また、子ども子育て支援課の窓口においても、東京都発行の『20代で知っていたい、と思うこと』、『いつか子どもが欲しいと思っているあなたへ』の冊子を配布しています。

国の取り組み

• スマート保健相談室（若者向け健康相談支援サイト）（こども家庭庁ホームページ）（外部リンク）
• 健やか親子21（妊娠・出産・子育て期の健康に関する情報サイト）（こども家庭庁ホームページ）（外部リンク）
• プレコンセプションケアセンター（国立研究開発法人国立成育医療研究センター）（外部リンク）

東京都の取り組み

• プレコンセプションケアに係る取組（東京都福祉局ホームページ）（外部リンク）
• 「20代で知っていたい、と思うこと。」（東京都福祉局ホームページ）（外部リンク）
• とうきょう若者ヘルスサポート（わかさぽ）（東京都福祉局ホームページ）（外部リンク）