横田基地に対する新型インフルエンザの感染拡大防止に向けた口頭要請について(平成21年5月1日掲載)
横田基地においては、航空機により諸外国との往来も頻繁に行われている中で、人口が密集した首都圏に所在する基地として、新型インフルエンザの感染拡大防止に向けた取り組みが急務であることから、下記のとおり口頭要請しましたので、お知らせします。
平成21年4月28日付要請
1 要請先
- 国への要請
北関東防衛局長・横田防衛事務所長 - 在日米軍への要請
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
2 要請者
横田基地周辺市町基地対策連絡会
3 要請内容
米軍が実施している感染拡大の防止に向けた取り組みについて、速やかに情報提供を求める。
4 回答
- 回答者
横田防衛事務所長 - (口頭)
(1)米軍は合同委員会合意に基づき、適切に対応する。
(2)米軍からの情報収集に努める。
(3)横田基地に対し、合同委員会合意に基づき適切に対応するよう申し入れている。
平成21年4月30日付要請
1 要請先
- 国への要請
北関東防衛局長・横田防衛事務所長 - 在日米軍への要請
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
2 要請者
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会
3 要請の趣旨
WHO(世界保健機関)が警戒レベルをこれまでの「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたと発表したことから、横田基地に対して具体的な措置を講ずるよう要請したものである。
4 要請内容
「人、動物及び植物の検疫に関する合同委員会合意(平成8年12月2日)」に基づく、検疫などの具体的な措置を講じられるとともに、航空機による往来者については、成田空港等で実施している体温測定のためのサーモグラフィーによる監視を行い、その結果については、その都度、具体的な対策内容等を、速やかに情報提供されるように求める。
5 回答
- 回答者
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官 - 回答内容(口頭)
横田基地は、多くの自治体と同じように、病院において新型インフルエンザへの警戒を強め、日本の保健所とも連携している。
もし、発症の兆候が見つかった場合は、日本の保健所へ対応案を含めた情報を提供する。
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