平成22年度 一般会計のあらまし
歳入
歳入の特徴としては、前年度当初予算と比べて、市税は法人市民税が5,927万4千円増加しましたが、個人市民税が2億6,512万8千円減少したことにより、前年度比1億6,285万5千円(1.6パーセント)減の101億5,079万2千円となっています。次に地方交付税は普通交付税の増により3億6,000万円(31.9パーセント)増の14億9,000万円となっています。国庫支出金は、小中一貫校施設整備事業補助金が減少しましたが、子ども手当負担金、第二小学校耐震補強事業補助金及び第一中学校施設整備事業補助金等が増加したことにより前年度比11億2,875万9千円(34.2パーセント)増の44億3,276万7千円となっています。都支出金は子ども手当負担金、公立学校運動場芝生化事業補助金等の増加により前年度比4億1,822万7千円(13.9パーセント)増の34億2,617万4千円となっています。繰入金については、公共施設建設基金等の繰入が減少し、前年度比2億4,318万8千円(23.5パーセント)減の7億9,161万円となっています。市債については、第一中学校施設整備事業が1億5,830万円の増、臨時財政対策債が2億9,770万円の増で、市債全体としては3億6,430万円(31.4パーセント)増の15億2,530万円となっています。
歳出
歳出予算の目的別の特徴としては、民生費が子ども手当の創設に伴う子ども手当支給経費及び生活保護費の増加により、前年度比15億7,409万8千円(15.2パーセント)増の119億1,620万8千円となっています。土木費は、主要市道の整備等により、前年度比4,707万1千円(2.8パーセント)増の17億5,671万4千円となっています。消防費は、第五分団車庫整備事業等により、前年度比5,541万7千円(6.2パーセント)増の9億4,522万6千円となっています。教育費は、第二小学校、第一中学校及び第四中学校の施設整備事業等を行いますが、小中一貫校施設整備事業等の減により、前年度比6,880万円(1.9パーセント)減の35億5,359万3千円となっています。
性質別では、扶助費が子ども手当及び生活保護費等の増により、前年度比15億1,985万2千円(21.6パーセント)増の85億5,133万円、物件費が中学校学校給食調理業務委託等の増により、前年度比3億687万3千円(10.7パーセント)増の31億6,187万円、公債費が元金償還金の増により前年度比6,927万3千円(4.5パーセント)増の16億335万8千円となっています。
目的別歳出
性質別歳出
平成22年度の主な事業
(注釈1)は新規事業及び新規施設建設事業です。
(注釈2)は充実事業及び既存施設改修事業などです。
事業名 | 事業費 | 事業の概要 |
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まちづくり条例制定事業(注釈2) | 175万3千円 | 地域の特性や市民の自主性を生かした良好なまちづくりの実現に資するルールとして、宅地開発等指導要綱を包含した「まちづくり条例」を制定します。 |
日産自動車村山工場跡地関連事業(注釈2) | 475万円 | 秩序ある土地利用を実現するため、関係機関との協議・調整を図り公共施設の整備及び地区計画策定等による土地利用の規制・誘導を行います。 |
都市計画公園区域界測量調査事業(注釈1) | 345万9千円 | 十二所神社公園の区域界測量を行います。 |
都市核地区土地区画整理事業繰出金 | 3億4,961万3千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
「モノレールを呼ぼう!市民の会」交付金交付事業(注釈2) | 150万円 | 多摩都市モノレール早期延伸に向けた促進活動を行うために「モノレールを呼ぼう!市民の会」へ交付金を交付します。 |
市民まつり事業 | 1,600万円 | 市民まつりを実施するための経費の一部を実行委員会に補助します。 |
事業名 | 事業費 | 事業概要 |
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航空機飛行経路・飛行高度測定事業(注釈1) |
256万6千円 | 立川飛行場周辺の航空機の飛行経路及び飛行高度の測定を行います。 |
太陽光発電等機器設置費補助事業(注釈2) |
280万6千円 | 地球温暖化対策の一環として、住宅に太陽光発電等機器を設置した費用に対し一部補助を行います。 |
みどりの涼対策事業(注釈2) | 137万9千円 | 地球温暖化対策の一環として、一般家庭や公共施設の窓際に、みどりの涼を展開させエアコンの消費電力を抑制し温室効果ガス排出削減のための事業を行います。 |
道路・街路等整備事業(注釈1)(注釈2) |
3億8,978万3千円 |
主要市道第3・7・8号線舗装打換工事、主要市道第12号線拡幅調査、主要市道第17号線用地取得等、主要市道第19号線拡幅工事、主要市道34号線雨水管敷設等、一般市道D第6号線用地取得等を行います。 |
ごみ分別辞典作製事業(注釈1) | 300万円 | 資源化できるごみの排出を徹底するため、わかりやすい分別辞典を作製します。 |
消防施設整備事業(注釈1) | 4,440万円 | 消防団第五分団の車庫を新築します。 |
防護柵整備事業(注釈2) | 1,620万円 | 主要市道第10号線の防護柵を整備します。 |
塵芥収集運搬委託事業 |
3億3,384万5千円 |
ごみ減量及び再資源化を図るため、分別方式での収集運搬を行います。 |
下水道事業繰出金 |
3億5,021万1千円 |
事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
常備消防費都委託事業 |
7億9,961万1千円 |
東京都への常備消防事務の委託金です。 |
事業名 | 事業費 | 事業概要 |
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権利擁護推進事業(注釈1) |
295万1千円 |
福祉サービスの総合支援事業を行います。 |
特別養護老人ホーム整備事業(注釈2) | 1,560万1千円 | 特別養護老人ホーム「伊奈平苑」の整備費の一部を助成します。 |
福祉会館耐震補強事業(注釈2) | 445万円 | 福祉会館の耐震補強工事に伴う実施設計を委託します。 |
就労継続支援事業所等の利用者に対する負担額軽減事業(注釈1) | 100万1千円 | 就労継続支援事業所等を利用しているかたの利用者負担額を軽減します。 |
国民健康保険事業繰出金 | 7億4,879万7千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
心身障害者(児)福祉手当支給事業 | 2億1,369万2千円 | 心身障害者(児)のかたに都・市の制度である手当を支給します。 |
介護保険繰出金 | 7億2,505万円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
介護給付費・訓練等給付費・施設支援費事業 | 5億7,350万4千円 | 自立支援給付(介護給付・訓練等給付・旧法施設支援)に対する経費を支給します。 |
要約筆記者派遣事業(注釈1) | 20万5千円 | 聴覚障害者に対して、要約筆記者を派遣します。 |
後期高齢者医療繰出金 | 4億1,707万5千円 | 事業の円滑な運営を図るため、財源の一部を補てんします。 |
児童扶養手当等支給事業 | 3億4,476万2千円 | ひとり親家庭等で児童を養育している母親又は養育者のかたに手当を支給します。 |
子ども手当支給経費(注釈1) | 15億6,796万1千円 | 15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童を養育しているかたに手当を支給します。 |
子ども医療費助成事業 | 2億7,381万8千円 | 乳幼児及び小学校1年生から中学校3年生までの児童・生徒を養育しているかたに医療費の 一部を助成します。 |
保育所運営委託事業 | 21億4,997万1千円 | 民間保育所の運営についての委託料です。 |
民間保育所運営費補助事業 | 1億6,784万6千円 | 民間保育所に対し、運営費の一部を補助する経費です。 |
つみき保育園の指定管理者移行準備事業(注釈1) | 524万1千円 | 平成23年度からの指定管理者導入を円滑にするため、5か月前から指定管理者の保育士等の派遣を委託します。 |
保育園運営事業 | 2億7,002万8千円 | 市立つみき保育園の運営経費です。 |
児童館運営事業 | 1億7,069万7千円 | 児童館及び学童クラブの運営経費です。 |
生活保護援護事業 | 21億116万4千円 | 生計を維持することが困難なかたの生活援護経費です。 |
健康増進計画策定事業(注釈1) | 486万8千円 | 健康増進計画を策定します。 |
子どもショートステイ委託事業(注釈1) | 300万円 | 保護者が身体的等の理由により、児童を養育することが一時的に困難になった場合に、緊急一時的に児童を養育・保護します。 |
事業名 | 事業費 | 事業概要 |
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武蔵村山市生涯学習推進計画策定事業(注釈1) | 30万7千円 | 平成23年度から5か年計画の「武蔵村山市生涯学習推進計画」を策定します。 |
中学校学校給食調理等業務委託事業(注釈1) | 1億6,965万円 | 中学校給食調理等業務(調理・配送・配膳業務)を民間委託します。 |
社会科副読本作製事業(注釈1) | 340万2千円 | 新学習指導要領の実施に合わせ、小学校社会科副読本を改定します。 |
小・中学校道徳副読本購入事業(注釈1) | 131万8千円 | 小・中学校で使用する道徳副読本を購入し、各校に配布します。 |
スクールソーシャルワーカー配置事業(注釈1) | 276万5千円 | 不登校やいじめ等の問題を抱える教職員に対して指導・助言等を行う臨床心理士等を配置します。 |
小・中学校校庭整備事業(注釈1) | 1,654万3千円 | 小・中学校の校庭芝生化に伴う実施設計を行います。 |
小中一貫校施設整備事業(注釈2) | 1億5,468万9千円 | 小中一貫校の校庭(芝生整備を含む)、駐車場の整備工事等を行います。 |
第一中学校施設整備事業(注釈2) | 6億9,558万2千円 | 校舎の建替え及び耐震補強工事、屋内運動場の耐震補強及び改修工事、武道場の新築工事を行います。 |
学校校舎耐震補強事業(注釈2) | 2億5,490万円 | 二小・四中の校舎耐震補強工事及び九小の校舎耐震補強工事に伴う実施設計を行います。 |
第一小学校校舎内部改修事業(注釈2) | 1,880万円 | 校舎の便所改修工事を行います。 |
小学校放送設備改修事業(注釈2) | 2,340万円 | 放送設備の改修工事(十小)、改修工事に伴う実施設計(一小・七小)を行います。 |
小学校給水管改修事業(注釈2) | 3,600万円 | 東京都のモデル事業として貯水槽を経由しない直結給水方式に切替える工事を行います。(八小・雷塚小) |
小学校屋内運動場耐震補強事業(注釈2) | 4,410万円 | 二小・三小・七小の屋内運動場の耐震補強工事を行います。 |
放課後子どもプラン事業(注釈2) | 2,325万4千円 | 小学校7校において、放課後子ども教室を実施するための経費です。 |
村山っ子相撲大会事業(注釈1) | 28万5千円 | 小学生の心身の健全育成を図るため、「村山っ子相撲大会」を開催します。 |
渡辺酒造寄贈資料調査事業(注釈1) | 218万4千円 | 渡辺酒造からの寄贈資料(400種類1600点)について総合調査を行います。 |
就学援助事業 | 1億906万8千円 | 児童・生徒の保護者のかたに学用品費など義務教育で必要な費用を援助します。 |
小・中学校運営事業 | 1億7,718万3千円 | 小・中学校の運営に必要な教材費などの経費です。 |
事業名 | 事業費 | 事業概要 |
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第五次行政改革大綱策定事業(注釈1) | 62万5千円 | 第五次行政改革大綱の策定を行います。 |
第四次長期総合計画(仮称)策定事業 | 528万8千円 | 平成23年度から平成32年度を期間とする第四次長期総合計画(仮称)の策定を行います。 |
収納窓口拡大事業(注釈1) | 4,117万8千円 | 平成23年度から公金のコンビニエンスストア収納サービスを実施するため、システム改修等の準備を行います。 |
戸籍事務電算化事業(注釈1) | 3,814万7千円 | 戸籍業務の電算化による市民サービスの向上と業務の効率化を図ります。 |
ホームページ自動翻訳システム導入事業(注釈1) | 28万円 | 市ホームページの内容を、英語・中国語・韓国語に翻訳するシステムを導入します。 |
市報「市制施行40周年特集号」発行事業(注釈2) | 69万1千円 | 11月3日の市制施行40周年を記念して、市報の特集号を発行します。 |
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