都内で梅毒が急増しています
梅毒とは
梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌による感染症です。性行為などによって、他人の粘膜や皮膚と直接接触することで感染します。感染後約1か月で、感染した場所(性器、肛門、口など)に発疹やしこりなどができます。治療しなくても数週間で症状は自然に消えますが、感染力が残っているため、自分でも気づかないまま病気が進行していきます。治療しないまま放置していると、数年~数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあります。
また、妊娠中に感染すると、胎盤を通じて胎児に感染し、早産、死産、先天性の障害などを引き起こすリスクがあります。
梅毒は、感染しても症状が出ない人もいます。検査を受けないと感染したかどうかは分かりません。不安な時や症状がある時は、早めに検査を受けましょう。東京都の保健所等でも検査を受けることができます。
都内の発生状況
平成28年~令和2年は年間1,700件前後で推移していましたが、令和4年はその約2倍となる3,677件で、過去最多の報告数となりました。男性は20歳代から50歳代、女性は20歳代で増えています。
予防方法と対策
- 性行為の時は必ずコンドームを正しく使用しましょう(口腔性交、同性間の性的接触の場合も含む)
- 不特定多数との性行為・疑似性行為は避けましょう
- 妊娠中のかたは妊婦健診をしっかり受診しましょう(妊婦健診として梅毒検査を実施)
「東京都とくべつ検査(梅毒即日検査)」を実施します
東京都では、以下の4か所で梅毒の即日検査を行います。検査は無料で受けられ、検査当日に結果をお伝えします。ただし、事前予約が必要です。詳しくは東京都のホームページ(以下のリンク)をご確認ください。
会場 |
日時 |
---|---|
新宿会場(東京都健康プラザハイジア) |
令和5年3月3日(金曜日)午後1時30分~5時30分まで(女性用) 令和5年3月22日(水曜日)午後1時~5時30分まで(男性用) 令和5年3月23日(木曜日)午後1時~5時30分まで(男性用) 令和5年3月24日(金曜日)午後1時~5時30分まで(女性用) |
錦糸町会場(すみだ産業会館) |
令和5年3月7日(火曜日)午後5時30分~9時30分まで |
立川会場(立川商工会議所) |
令和5年3月11日(土曜日)午後4時30分~8時30分まで |
多摩センター会場(パルテノン多摩) |
令和5年3月16日(木曜日)午後1時30分~5時30分まで |
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部健康推進課健康推進係
電話番号:042-565-9315 ファクス番号:042-565-0287
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。